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唾液出しマッサージで”唾液力”を高めいやな口臭とさよならしよう

口臭を改善するためには、唾液を増やして、口臭の原因となる雑菌を洗い流すことが有効ですが、残念ながら加齢によって唾液量は自然と減っていきます。しかし、「刺激によって出る唾液量」は、年齢に関係なく出ます。そこで、唾液量が減っている人は、外からの刺激を物理的に与えて、唾液を出してあげればいいのです。その効果的な方法が、「唾液出しマッサージ」です。

口の中には、左右両側に「耳下腺」「顎下腺」「舌下腺」の3つの大きな唾液腺と、口の中の粘膜のあちらこちらに分布する「小唾液腺」がありますが、ボイントは、やはり耳下腺、顎下腺、舌下腺の3大唾液腺です。この3大唾液腺は、唾液の質が異なります。耳下腺からはサラサラした唾液、舌下腺からはネバネバした唾液、真ん中に当たる顎下腹からはサラサラとネバネバの中間くらいの唾液が分泌されます。

どの唾液も大切なので、できれば3カ所とも刺激しましょう。目安はそれぞれ1分程度。口の中にジュワーッと唾液が出てくるのを感じたらやめてOK。マッサージの時間帯も、決まりはありません。唾液は、口臭を改善するだけでなく、虫歯や歯周病の予防、免疫力アップ、消化を助けて胃を守る、ホルモンの活性化、ガン予防など、さまざまなパワーがあります。唾液マッサージで、口臭予防とともに元気な体を維持しましょう。

”唾液力”をアップさせて口臭を改善しよう

「のどがすぐに渇くので、ペットボトルが手放せない」「口の中がカラカラでうまくしやべれない」といった経験はありませんか。もし、この状態が数ヵ月続いているとしたら、「ドライマウス(口腔乾燥症)」と呼ばれる症状かもしれません。人間の口の中には、1日0・5リットル~1・8リットルの唾液が流れています。ところが、年齢を重ねると唾液量は減ってきます。これはある程度は仕方のないことなのですが、最近は仕事などのストレスや日常的に薬を飲むことで、唾液量の減りがさらにひどくなってしまっている人が少なくありません。それでも、「口が渇いて不快」というだけですめば、さほど問題はありません。でも、普通はそれではすまないことが多いのです。

唾液には、意外と知られていないパワーがたくさんあります。食事や発声をスムーズにするのはもちろん、「虫歯や歯周病の予防」「免疫力アップ」「消化を助けて胃を守る」といった働きもあります。そして忘れてはならないのが、口臭の予防です。口臭の大部分は、口の中の細菌が産生する「揮発性ガス」というもの。唾液は、口の中の洗浄・殺菌作用があり、この揮発性ガスを発する細菌の増殖を抑制してくれるのです。さらに、口の中が唾液でうるおっていると、口臭の原因である揮発性ガスが放散するのを唾液が防いでくれるので、口臭が抑えられるということもあります。

逆にいえば、唾液を出す力と唾液のもつ力、すなわち「唾液力」の衰えは、さまざまな不快症状や病気の原因にもなっているのです。朝起きたときに、「口が臭う」と感じた経験のある人は多いと思います。これは、寝ている間は唾液の出る量がガクンと減るからです。その他にも、体調不良や緊張したときなどには、唾液の量が減ることが分かっています。ビタミン剤を過度にとるのも、唾液を減少させる原因といわれています。口臭が気になる人は、「食事のときにはよく噛む」「唾液を作るのに必要な水分を十分にとる」ことなどを心がけ、まずは唾液カアップを図ってみるのがおすすめです。

唾液がどんどん増えて効果を実感!緑茶うがいで口臭が消え、仕事も楽しくなった

人とのコミュニケーションはとても大切。とくに接客業の人は、口臭が原因で仕事がうまくいかないことはさけたいでしょう。Nさん(30才・女性)は、まさにそんな悩みを抱えていました。「もしかしたら口臭がきついんじゃないかしら?と思い始めたのは、デパートで接客業についてからのことです。お客さまと話しているときに、何となくいやな顔をされているように感じたんです。最初は接客態度に問題があるのかと思い、ていねいな対応を心がけていたのですが…。原因はやはり口臭だったんです」。原因が分かると、Nさんはさらに苦痛を感じるようになりました。友人や同僚と話すのさえ憂うつになり、「何もかもいやになってしまった」そうです。

そんなNさんを救ってくれたのが、お母さんがすすめてくれた「緑茶うがい」でした。やり方は、いたって簡単。使い終わった茶がらを口に含み、ガムを噛む要領で30秒ほど噛み続ければいいのです。これならテレビを見ながらでもOK。「1ヶ月ほどたったら、母に口臭が消えたんじゃない?といわれたんです」とNさん。「仕事でもお客さまにいやな顔をされることがなくなり、充実した楽しい毎日を送っています」というNさんは、とてもチャーミングです。Nさんは、茶がらを噛むことで口臭を消しましたが、緑茶を口に含み、ブクブクと30秒ほどうがいをするだけでも効果があります。

緑茶は、茶葉からいれたものでもペットボトルのものでも好きなほうで。茶がらを噛むのも、うがいでも、唾液がたくさん出てきます。実はこれがいいのです。唾液の殺菌力が口臭の原因となる細菌の繁殖を抑えてくれます。緑茶のカテキンは抗酸化作用があるうえに、臭い物質を分解します。さらに緑茶に含まれるフラボノイドにも消臭効果があるので、より強い力で口臭を防ぐことができます。ストレスの多い現代。しかも不規則な食生活が続いたりすると、唾液の分泌が低下して口臭が発生してしまいます。でも緑茶うがいを習慣づけるだけで、唾液はどんどん増えてくれるのです。

ビタミンCが歯ぐきのコラーゲン繊維を修復口臭の一因となる歯周病を改善

歯周病が口臭の原因のひとつであることは、皆さんもよく知るところだと思います。しかし、すでに10代でも約40%、20代では50%が歯周病にかかっているということは、あまり知られていないのではないでしょうか。今や、「歯周病といえば中高年の専売特許」という時代ではないのです。しかも、この歯周病は虫歯と違い、まったくといっていいほど痛みがありません。自覚症状が出るころには歯ぐきから膿や血が出て、歯がグラグラするところまで症状が進んでいます。

そんな歯周病の原因は、歯垢をエサにしている歯周病菌で、歯周病はまず、この歯周病菌が歯ぐきに入り込むところから始まります。そして、歯と歯ぐき、歯槽骨(歯の周りの骨)を結びつけている重要な線維、コラーゲン線維を破壊します。すると歯ぐきが弱まり、やがて腫れや出血が起こります。そして、歯の土台を支えている骨にまで影響が出始めるのです。そこで注目したいのが、薬局などで手に入る、ビタミンC配合の歯みがき剤です。ビタミンCは、レモンやオレンジをはじめとする柑橘類に多く含まれていますが、実はこのビタミンCにはコラーゲンを合成するという強い力があるのです。

そして、この働きによってコラーゲン線維の再生を促し、歯ぐきの炎症を止めます。線維が再生されれば、出血や腫れがやわらいで、歯ぐきそのものが引き締まり、健康な状態に戻ります。歯周病菌が歯に影響を与えるのを食い止めることができるのです。このビタミンC配合の歯みがき剤は、歯周病予防のために使うのはもちろん、治療中の人や治療後のメンテナンスにも有効。使い方は、普通の歯みがき剤と変わりません。1日2回の歯みがき時に使用するだけで、十分な効果が期待できます。あなたもビタミンC配合の歯みがき剤で、歯周病と口臭を一気に改善させませんか。

口臭の原因となる歯周病は乳酸菌歯みがきで改善できる

歯周病を治したら、口臭も改善されたという話はよく開きますから、口臭で悩んでいる人は、まずは歯周病を疑い、治療してみることが大切です。そこで紹介したいのが、「乳酸菌歯みがき法」です。まずは、歯みがきをして歯の汚れをできるだけ軽く取り除きます。次に、口をよくすすいできれいにします。歯ブラシもよく洗い、水をきりましょう。そして、いよいよ「乳酸菌歯みがき」です。次の3つの方法が一般的でしょう。

①ヨーグルト(無糖でも加糖でも好みのものでOK)を食べ、器に付着しているヨーグルトを歯ブラシにつけて、歯ぐきを小刻みにみがく

②整腸剤の粉末をよく乾いた2本日の歯ブラシの先に少しつけ、歯ぐきを小刻みにみがきます。時間は、1~2分

③整腸剤の錠剤をl~2錠噛み砕いてからみがく

この3つのうちのいずれの方法でもかまいませんが、重要なのは、これらの乳酸菌で歯ぐきをみがいたあとは、口をすすがないことです。口をすすいでしまうと、せっかく摂取した善玉菌を洗い流してしまうことになります。でも、「口をすすがないと気持ちが悪い」という人は、すすいでもかまいません。乳酸菌歯みがきをしないよりは、したほうがよいですから。乳酸菌は口腔内常在菌ではありませんので、やがては消失してしまい、再び常在菌である歯周病菌が復活します。ただ、乳酸菌歯みがきを続けることで、歯周病の病勢を進ませないようにすることができるのです。

なお、乳酸菌歯みがきを開始した当日と翌日は、起床時と3食後、就寝時の計5回行いましょう。翌日には、出血などの症状が改善しているはずです。症状改善が確認できたら、その後は1日に1~2回実施するとよいでしょう。これが面倒な人は、歯をみがいたあとにヨーグルトを食べるか、整腸剤を口に入れ、舌先で歯ぐきに塗りつけてみるのもよいでしょう。歯みがきでからになった歯肉溝に、乳酸菌が入り込むことが期待できます。

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