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ビタミンCが歯ぐきのコラーゲン繊維を修復口臭の一因となる歯周病を改善

歯周病が口臭の原因のひとつであることは、皆さんもよく知るところだと思います。しかし、すでに10代でも約40%、20代では50%が歯周病にかかっているということは、あまり知られていないのではないでしょうか。今や、「歯周病といえば中高年の専売特許」という時代ではないのです。しかも、この歯周病は虫歯と違い、まったくといっていいほど痛みがありません。自覚症状が出るころには歯ぐきから膿や血が出て、歯がグラグラするところまで症状が進んでいます。

そんな歯周病の原因は、歯垢をエサにしている歯周病菌で、歯周病はまず、この歯周病菌が歯ぐきに入り込むところから始まります。そして、歯と歯ぐき、歯槽骨(歯の周りの骨)を結びつけている重要な線維、コラーゲン線維を破壊します。すると歯ぐきが弱まり、やがて腫れや出血が起こります。そして、歯の土台を支えている骨にまで影響が出始めるのです。そこで注目したいのが、薬局などで手に入る、ビタミンC配合の歯みがき剤です。ビタミンCは、レモンやオレンジをはじめとする柑橘類に多く含まれていますが、実はこのビタミンCにはコラーゲンを合成するという強い力があるのです。

そして、この働きによってコラーゲン線維の再生を促し、歯ぐきの炎症を止めます。線維が再生されれば、出血や腫れがやわらいで、歯ぐきそのものが引き締まり、健康な状態に戻ります。歯周病菌が歯に影響を与えるのを食い止めることができるのです。このビタミンC配合の歯みがき剤は、歯周病予防のために使うのはもちろん、治療中の人や治療後のメンテナンスにも有効。使い方は、普通の歯みがき剤と変わりません。1日2回の歯みがき時に使用するだけで、十分な効果が期待できます。あなたもビタミンC配合の歯みがき剤で、歯周病と口臭を一気に改善させませんか。

口臭の原因となる歯周病は乳酸菌歯みがきで改善できる

歯周病を治したら、口臭も改善されたという話はよく開きますから、口臭で悩んでいる人は、まずは歯周病を疑い、治療してみることが大切です。そこで紹介したいのが、「乳酸菌歯みがき法」です。まずは、歯みがきをして歯の汚れをできるだけ軽く取り除きます。次に、口をよくすすいできれいにします。歯ブラシもよく洗い、水をきりましょう。そして、いよいよ「乳酸菌歯みがき」です。次の3つの方法が一般的でしょう。

①ヨーグルト(無糖でも加糖でも好みのものでOK)を食べ、器に付着しているヨーグルトを歯ブラシにつけて、歯ぐきを小刻みにみがく

②整腸剤の粉末をよく乾いた2本日の歯ブラシの先に少しつけ、歯ぐきを小刻みにみがきます。時間は、1~2分

③整腸剤の錠剤をl~2錠噛み砕いてからみがく

この3つのうちのいずれの方法でもかまいませんが、重要なのは、これらの乳酸菌で歯ぐきをみがいたあとは、口をすすがないことです。口をすすいでしまうと、せっかく摂取した善玉菌を洗い流してしまうことになります。でも、「口をすすがないと気持ちが悪い」という人は、すすいでもかまいません。乳酸菌歯みがきをしないよりは、したほうがよいですから。乳酸菌は口腔内常在菌ではありませんので、やがては消失してしまい、再び常在菌である歯周病菌が復活します。ただ、乳酸菌歯みがきを続けることで、歯周病の病勢を進ませないようにすることができるのです。

なお、乳酸菌歯みがきを開始した当日と翌日は、起床時と3食後、就寝時の計5回行いましょう。翌日には、出血などの症状が改善しているはずです。症状改善が確認できたら、その後は1日に1~2回実施するとよいでしょう。これが面倒な人は、歯をみがいたあとにヨーグルトを食べるか、整腸剤を口に入れ、舌先で歯ぐきに塗りつけてみるのもよいでしょう。歯みがきでからになった歯肉溝に、乳酸菌が入り込むことが期待できます。

なた豆のお茶が悪玉菌を撃退し口臭の一因となる歯周病を改善

口臭や歯周病の改善策にお茶が効果を発揮するといったら驚かれるでしょうか。実は、市販されている「なた豆のお茶」には、その効果が期待できるのです。なた豆には、優れた抗炎症作用や抗菌作用、免疫増強作用などがあります。歯周病の原因となる口内の悪玉菌などを撃退してくれるのです。利用方法は、1日に5~6杯(1杯約100ml)程度飲むこと。もうひとつは、なた豆茶でうがいをすることです。うがいは、次のような手順で行いましょう。

①なた豆茶でうがいをします。②歯周ポケットに歯ブラシを当てて、ていねいにブラッシングして歯垢を取り除きます。③なた豆茶でもう一度、うがいをします。歯垢・歯石除去と併用して、なた豆茶でケアをすれば、歯周病を予防、ひいては口臭を改善できることでしょう。青森ヒバは日本固有の樹種で、昔から非常に優れた建材として用いられてきました。

伐採された青森ヒバは製材される過程で、おがくずや端材などの廃材が出ます。この廃材を水蒸気蒸留すると、防カビ、防腐、防虫効果に優れた青森ヒバ油が抽出され、同時に青森ヒバ留出水が生産されます。そして、この青森ヒバ油とヒバ留出水に含まれているのが、優れた抗菌性を発揮する「ヒノキチオール」です。これは、歯科などの医薬分野や化粧品、食品分野などでも利用されています。

さらに、このヒノキチオールのパワーをいかした「青森ヒバの水」は、口臭予防などにも効果的です。たとえば、青森ヒバの水を歯に数滴つけてブラッシングすると、歯ぐきの腫れがひいて、出血がなくなった。長年の喫煙でひどかった歯のヤニが落ちた、という例もあるのです。携帯もできるので便利な口臭予防法になるのではないでしょうか。

歯垢や虫歯菌を吸着する炭歯みがきで歯周病や口臭が改善できる

口臭を改善するためには、歯周病を予防することが大切です。医学的には、歯と歯ぐきの間にある溝(歯周ポケット)の深さが3㎜以上だと歯周病と診断されます。この溝が深ければ深いほど、歯垢などがたまりやすく、口臭や歯ぐきの腫れ、出血といった症状があらわれやすくなります。もちろん、この歯周ポケットに入ってしまった菌や汚れは、歯科医院でケアしてもらう必要があります。また、自覚症状が出にくいので、半年に1回程度(一度、歯周病にかかって、治療して治った人の場合は3カ月に1回)、歯科医で健診をしてもらうのもよいでしょう。

しかし、実は歯周病予防に最も効果的なのは、毎日の食後の歯みがきを習慣にすることなのです。そんな”自宅ケア”で、ぜひ、試してもらいたいのが炭の入った歯みがき粉でブラッシングする「炭歯みがき」です。炭には、食べかすや歯垢、口臭や歯周病を悪化させるバクテリアなどを吸着する働きがあるので、口内をよりいっそう清潔に保つことができます。また、炭には消臭作用もあるので、直接口臭を取り除く効果も期待できます。さらに、炭のもっている遠赤外線効果で歯ぐきの炎症を抑えることができるので、出血や腫れがやわらぎ、歯ぐきそのものも引き締まってきます。

以前は、歯周病といえば中高年に多いトラブルというイメージがありました。しかし、食生活が豊かになってきた現代では、歯周病の子供も少なくありません。口内をいつも清潔に保つため、毎食後のブラッシングを早いうちから習慣づけておくとよいでしょう。歯周病は、初期には痛みなどの自覚症状がほとんどありません。多少、歯ぐきが腫れたり、出血しても、膿が出てしまうと一時的に治ったように見えるため、ゆるやかに病気が進行し、慢性化していきます。炭歯みがきは色が黒いので、見た目には抵抗感があるかもしれません。しかし、一度使用すれば、その爽快感がお分かりいただけると思います。

うがいと歯みがきでOK。抗カビ剤うがいと歯みがきで歯周病を改善し、口臭を消す

歯周病のほとんどの原因は、「カンジダ」と呼ばれるカビだと考えられています。このカビが原因で起こる口内炎が歯周病です。そして、このことが判明したのは、入れ歯と歯ぐきがうまく合わないときに起こりやすい「義歯性口内炎」という病気の治療からでした。この病気は、抗カビ剤で治療します。その治療で「歯ぐきからの出血が止まった」「歯のぐらつきが止まった」という声が続出。こうした患者さんの歯ぐきからは、驚くほどのカンジタが発見されました。

これがきっかけになり生まれたのが「ファンギゾンシロップ」という「抗カビ剤うがい」です。使用方法は、まず歯にはさまっている食べかすを取り除くために、歯磨きをします。次に抗カビ剤うがいのふたについているスポイトで中身を1ml取り、舌を使って口中全体や、歯の舌側、頬側に広げます。次に口を閉じてクチュクチュと、うがいの要領で口内にシロップを行き渡らせます。さらに歯ブラシを使って、歯にシロップを塗っていきましょう。

歯のすき間は「ワンタフト」という三角形の歯ブラシを使うと上手にできて効果的です。歯ブラシで5分ほどみがいたら、シロップは吐き出さず、そのまま口の中に入れたまま30分ほど口にふくんでおきましょう。少し長いですが頑張ってください。ときどきクチュクチュします。30分たったらそのまま飲み込みます。治らないと思っていた歯周病もこれでよくなっていくのです。

また、「イトリゾール」という抗カビ剤で歯周病治療を行った場合は、リウマチや糖尿病、アトピー性皮膚炎、花粉症などの症状まで改善されるケースが多いことも判明しています。ファンギゾンシロップは、赤ちゃんの口の中がカンジダで真っ白になる「口瘡」の治療に使われる薬。副作用の心配もなく、「口腔カンジダ症」と診断を受けて処方してもらえれば保険が効きます。ただし、歯科ではなく内科での診断が必要です。抗カビ剤うがいと歯みがきを、毎日の習慣にすれば、口臭もなくなることでしょう。

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